保険って、いつ見直したらいいの?と聞かれることがあります。どうやら、その質問をしてくる人というのは、担当の募集人から「更新が来たので、見直しましょう」と言われているようです。
保険の見直しをいつするべきか、を考える際、「なぜ保険に入ろうと思ったのか」を思い出してみると良いかと思います。あなたは、なぜ生命保険に入ろうと思ったのでしょう。例えば、社会人として自立したから。例えば、結婚したから。さらには、結婚して子供が生まれたから。総じて、「ライフステージに変化があったから」といえるのではないでしょうか。
そう考えると、正しく設計されていれば、「ライフステージが変化しない限り」見直しはしなくても大丈夫、ということになります。ただし、正しい設計ではないと、時折見直しが必要、ということが出てくるわけです。
おかしいと思いませんか?ライフステージの変化に伴い保険に加入したのに「更新の時期だから見直しましょう」なんて、いつの間にか保険会社が見直し時期を主導しているんですよ。そうやって、保険料が上がったり、お客さんの利益にならない「転換」の提案をしたり、資産を保険会社に食いつぶされていく。どう考えても異常な事態だと言わざるを得ません。
保険の見直しなんて、ライフステージが変化した以外ではしなくてよいのです。ただし、今は医療保険の開発が盛んですし、一時払いの利率も高くなっているので、新商品が出たから改めて見直してみる、ということもあるかもしれませんね。
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