先日、がん保険のお問合せを頂いたので兵庫まで行ってきました。親戚にがんで苦労された方がいらっしゃると、自分ががんになったときがリアルに想像できるのだと思います。お金がかなりかかったようで、その点をご心配されているようでした。
以前の記事でも書きましたが、日本の健康保険はかなり優れており高額療養費制度もあるので、がんに罹ってもお金はそこまで心配しなくてよい、と主張される方が一定数いらっしゃいます。しかし、実際にがんに罹患された方の話を聞くと、毎月高額療養費の上限額を負担することになり、その他の自由診療も含めると年に100万円で済むか怪しいです。
それはさておき、商談の際、生命保険のほうは日本の漢字系生保で加入していることが判明しました。いわゆる「更新型で保険料が上がっていくタイプ」の保険です。そして最後に残る保障は50万円しかなく、私のような保険の見直しのプロからすると「絶対に入ってはいけない保険」に分類されるものでした。
私が見直しを提案するとすぐ話に乗ってくれ、どれだけ保険料の総支払額が違うか、残る保障がどれだけ違うかをご説明し、すぐに乗換えとなりました。1200万円の削減となりましたが、なぜその保険に加入されていたかを聞くと、「新入社員時代に生保レディが机の前にきて、ハンコを押すように言われたので、入っておいたほうがよいかなと思って加入した」そうです。30年以上前ですから、そんな時代だったんですね。
そういったお客さんがまだまだたくさんいらっしゃると考えると、お役に立てる件は尽きないです。
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