昨日の記事でインターネット黎明期の状況について書いてみました。インターネット黎明期というと厳密には1990年代が黎明期と定義されそうですが、私が始めた2002年は、今の利用人数を考えるとまだまだ利用者が少なかった時代ですから、黎明期ということにしておいてください笑。
だって、mixiもニコニコ動画もFacebookもTwitterもYouTubeもな~んにもない時代ですよ?ようやく、Yahoo!が検索エンジンとして登場して、個人HPが直接URLを入力せず検索できるようになった時代ですよ?黎明期でしょ(強引)笑。
さて、私が大学に入学したのが2006年です。2002年の高校入学と同時にインターネット環境を手に入れてから、4年の月日が経過しています。1年浪人したことは置いといてください。大学生活は東京で送ることになったので、インターネット環境を整備したのですが、バカみたいに遅い回線を使っていた私にとって、東京の光回線はあり得ない!レベルで快適でした。
しかも、当時はmixiやニコニコ動画が流行ってきた時代です。一気にインターネットの利用時間が増えたのも、この時期でした。mixiで中学高校の友人と近況報告は出来るし、日記のレスポンスを貰えたら嬉しいし、暇なときはニコニコ動画で笑える動画を見たものでした。大学生のときには割とニコニコ動画のネタで飲み会も盛り上がったりしていたので、この時期からいわゆる「オタク」的な文化が世間一般に浸透し始めたのではないかと思います。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」が流行ったのも、ニコニコ動画の流行と同時期ですからね。それをネタにした動画も非常に多かったし、それを皆で楽しんだ記憶があります。
mixiとニコニコ動画は割と流行期間も長く、少なくとも2010年までは流行っていたのではないでしょうか。その間、TwitterやFacebookといった新しいSNSも登場したので、一部はTwitterに流れたようですが、Facebookはそこまで市民権を得なかったように感じます。いわば、アカウントは持っているが積極的な利用はそこまで見受けられない状態ですね。これは今でもあまり変わらないかな。でも、mixiとTwitterは本当に凄かった。不特定多数に向けた発信を中心としていたインターネット利用から転換して、特定個人のみで繋がることの出来るシステムが登場したことは当時画期的だったのです。
そこから、スマホの普及とYouTubeの発達、InstagramやTikTokが台頭してきたことにより、今の若者は「SNS疲れ」を起こしていると言われます。私の中学高校時代なんて、携帯を買った買わないの時代だったのでそういったものとは無縁でしたが(技術的に)、mixiでも日記にコメントを貰うために色々工夫している人はいましたもんね。その延長だと考えると、疲れるのも納得です。でも、そういった人たちは元来不特定多数に向けたコンテンツを個人で楽しむのがインターネットの醍醐味だと思っているので、そういう楽しみ方を覚えたほうがいいのかもしれませんね~。
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