坂本龍一氏の「energy flow」を練習していて、ふと「昔買った楽譜の中で、確かリストのラ・カンパネラがあったよな」と思い返し、楽譜を漁ると発見しました。
ピアノピースの楽譜の場合、後ろに曲の難易度一覧が載っています。私が弾けたピアノ曲の中の難易度で一番難しいので「E」、最も難易度の高いものは「F」なので、過去の私は「一番難しいレベルの曲までは弾けないが、そこそこ難しい曲なら弾けた」レベルです。
そして、ラ・カンパネラの曲の難易度をふと見てみると「E」。いや、これ絶対嘘だろ、と笑。明らかに「F」、F以上の難易度があればその難易度になるだろう難曲なんですけど、なぜEなんでしょう。最初に弾こうとしたら、右手の跳躍で挫折すらしてしまうレベルなのに。
人によって違うでしょうが、難しい曲でも和音の連続する曲ならそこまで苦労せずに弾けます。指の形をある程度作りやすいし、覚えやすいからです。しかし、右手や左手の跳躍などが入ると一気に難易度が上がるのです。
なので、ラ・カンパネラは難易度Fが相応しいと思うのですけど、いかがでしょうね。
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