昨日、生命保険契約者保護機構のお話をした際、結局、破綻の可能性が低い大手保険会社に任せるのが良いよね、というお話で締めたと思うのですが、じゃあ結局どこの会社が良いの?という具体的な話になりますよね。
この点を考えるに当たってその会社の商品や経営状況、ソルベンシーマージン比率などを考慮するのが普通かと思いますが、ソルベンシーマージン比率が高いからといって健全な会社とは言えないし(お客さんからお金を騙し取って多額の利益をあげている会社もありますからね)、経営状況なんてなかなか調べるものでもありません。よって、知名度と商品で考えるのが良いのではないでしょうか。
例えば、誰もが知っている日本の漢字系生命保険会社がありますが、ソルベンシーマージン比率は1000%を超えています。といっても、売っている商品はまともなものがなく、他の生命保険募集人から、「またミイラの形かよ」と思われています。これは他の漢字系生命保険会社も同じ。保険会社というのは、お客さんのお金を騙し取れる商品を開発し続ける悪質な会社と、良品を開発している保険会社の差が激しいのです(誹謗中傷ではなく、事実としてあるのですよ!)。
どこの保険会社なら安心か。これは一社専属の募集人にはお答えできない質問です(自社で大丈夫ですよ!と自信を持って答えれる募集人、いますか?)。まともな募集人を探すことから始めないといけないので、お客さんにとって運要素が強いのが、難しいところですよね。保険の窓口とか行ったら利益のあがる商品をすすめられるだけですし。
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