最近、医療保険の広告をよく見かけます。月々1,000円台で、日額5,000円が一生涯保障とか、そういうのです。そんなに安く医療保険を設計できるの?と思って資料請求してやりました。もちろん安かろう悪かろうと思って、その闇を暴いてやろう精神です笑。
そしたら、保険市場からお薦めランキングがきました。保険市場って90社以上も扱う代理店なんですね。私自身、代理店に所属する身として思うんですけど、90社も扱うということは1社1社、特徴とか比較すべき点とかを把握してるんですかね?無理だと思うんですけど。そんなところでランキングを出されても、内容を確認すればまぁ全然意味のないこと。日額5,000円、終身払いだけですね。そんなのを薦める募集人や代理店って…どうなの?
保険を設計する際に、その募集人の設計思想というものが反映されます。つまり、保険市場さんの提案は、安かろう悪かろう意味なかろう、なんですね。私の設計は、全然違います。よって月額の保険料も高くなります。私が加入している医療保険は自分で設計したもので、月々の支払いは6,000円台ですが、がん特約も入っている優れものだと認識しています。ちなみにこの医療保険に入る前に、別の保険会社で加入していた医療保険とがん保険は解約しました。今思い返すと、なぜあんな医療保険に加入してしまったのか、反省しています。お金の無駄だったなぁ(募集人になる前から加入していたので…言い訳です)。
私は、医療保険の乗り換えや新規加入で断られたことがありません。医療保険の本来の設計をお客さんにプレゼンするので、納得して加入してくれます。安さにひかれて問い合わせても、1,000円の腐ったレタスを摑まされるだけですよ。
さて、医療保険も生命保険同様、ご自身のライフステージや家族構成、さらに家系のがん罹患率などを考慮して考えなければなりません。保険を広告で出しているところで、月々○○円〜としている会社や代理店があるじゃないですか。あれって、本当にそのまま使えると思っているのかな。一旦安い金額を提示しておいて、後から特約を追加して月の支払いを上げる気なのかな。どちらにせよ、悪質ですね。
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