自転車上の職務質問で

日常のお話

昔、東京に住んでいたときに警察官に職務質問を受けたことが複数回あります。目白通りと明治通りの交差点で、夜遅くに検問みたいな形で待ち構えていて、自転車で通行すると必ず呼び止められるのです。当時、高田馬場から自宅の目白まで自転車で移動していたので、5回は引っかかったと思います。

当時は大学生ですし、やましいことも無かったので自転車の防犯登録だけ確認して終了だったのですけど、防犯登録は大阪でしたんですよね。大阪で防犯登録しているということは、東京の警察官には盗難自転車かどうかの判断がつかないそうです。なので、常に「それなら確認できないので行って大丈夫です」と言われていたんですが、今思い返せば「盗難された自転車だったらみすみす見過ごすわけだけど、本当にその対応で良いの?」と思います。だって、防犯登録って法律によって登録が義務付けられているんですよ。都道府県ごとに管理されている状態だと、違う県で乗るようにすれば防犯登録の確認ができないってことでしょ?他府県で盗難してきて、自分の居住地で使用したら防犯登録上はバレないのなら、防犯登録の意味ってほとんど無くなってしまいませんか?

そもそも自転車に乗っていて職務質問されたこと自体、どうなのかとも思っているのですけど。私は警察官自体に対する信頼は全くないので、法を執行する機関としての適性自体を疑っています。法学部出身の私から言わせてもらうと、警察官って法律ほとんど知らないよね?内部規則や慣習、ひいては不文律で仕事してるフシが非常にみられます。

公務の適正な執行のためには、警察官には法教育の必要性をもっと高めたいと思うのですけど、知り合いの元警察官曰く、「警察の中の人間なんて腐っている人間も多いし、高卒の警察官もいる。そういった人に難しい法律を勉強させること自体無理がある」ということでした。私たちが思い描いている警察官の像とは、酷くかけ離れた人間もいるのですね。

本当はこの職務質問に際して、任意捜査とその限界や警察官の横暴ぶりを過去の経験を基に記したかったのですが、愚痴っぽくなってしまうのでやめておきます。

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