QRコードの開発話

日常のお話

私たちがいつの間にか日常的に使うようになったツールとして、QRコードがあると思います。いつの間にか存在していて、普通に使っているのではないでしょうか。LINEのQRコード交換や、説明会の申込用紙などにも付いていますし、今や個人で生成することも出来る時代になりました。

実は、このQRコードを発明したのは日本の「デンソー」という会社です。当時、段ボールの中身の情報を張り付けるものとしてバーコードを使用していたが、一つのバーコードに入れることが出来る情報量が少なすぎるため、新しい媒体を発明する必要があったということで、QRコードが発明された、という経緯があります。昔は一つの段ボールにバーコードを何枚も(場合によっては十枚程度)貼っていたのが、QRコードのお陰で一つ貼れば済むようになり、作業の時間短縮になったのだとか。

このQRコード、正方形の形をしているために上下左右を読み取らせるための工夫がされています。それは、▣を右下以外に付けること。このマークの設置により、上下左右の認識が可能になり、素早く読み取ることが出来るようになったそうです。その発想に至るまで色々思考錯誤したようで、日本人の努力家ぶりがよく見られますね。聞いてみれば「なるほどな~」と思うのですが、開発者の努力には頭が下がります。

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