キングダム71巻が出ました

日常のお話

私が小さいころはドラゴンボールという漫画が流行っていまして、幼少期から漫画が好きで大学時代はそれこそ大量の漫画を買いそろえたことがあったのですが、今の一番の楽しみな漫画はキングダムです。ワンピースみたいに休載がないので、3か月に1回の頻度で新刊が出てくれるのも嬉しいですね(4か月に1回だったかな?)

キングダムって秦の始皇帝が中華を統一するまでの物語なのですが、私は大学受験は世界史選択で世界史オタクみたいな感じだったので、ふと昔を思い出してみたんですが、始皇帝が秦を統一する過程って全然学ばないんですよね。本当に一行、「始皇帝が初めて中華を統一した」みたいな記述があるくらいで、全然深掘りされていない。なので、その一行に至るまでの過程に、「史記」に記述されている内容が凝縮されているストーリーはなかなかに興味深いのです。

今は法家として李斯も登場して、韓非子編が終わり、「番吾の戦い」にストーリーは移りましたが、番吾の戦いが終わって秦が中華を統一するまでにまだ12年もあるのです。そしてキングダムは現在71巻まで発売、ということは…何巻まで続くんでしょうね。

キングダムでは始皇帝が凄く優秀な人物、というか賢帝みたいな感じで描かれていますが、実は中華統一後は「焚書坑儒」と言って、儒教に関する書を焼き払い儒家を埋め殺した実績の持ち主でもあります。さらに不老不死を夢見て水銀を接種し、最後は水銀中毒で急死する、というストーリーなのですが、そこまでキングダムは描くのでしょうか。そうすると始皇帝のキャラクターが少し歪みそうなので、統一した瞬間に完結するのかもしれませんね。

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