AIを使って論文を提出してみる、などの行為が最近問題となっておりますが、ある意味どこまでAIが人間に代わりうるか、という点を図るのも面白いと感じています。将来、AIが仕事を奪うなどと危惧されている職業もあるみたいですが、果たしてほとんどの職業が取って代わることはないのでは、と思うのも事実です。
以前、学習塾で働いていたことがあったのですが、学習塾などはAIを活用できる場面はほぼないと思っています。もちろん、atama+のようなAIを活用した学習教材が一定の層について効果があるのは認めますが、では日本の生徒・受験生全員がAIを活用すれば学力が向上するのか、については猜疑的です。あくまで、苦手箇所の洗い出しなど、一定の活用方法に絞られてくるでしょう。
あくまでAIは補助的な役割にとどまるのではないか、と思う反面、例えば営業においてはAIを活用することで成約率が上がるなどの効果が認められればそれで十分ですよね。会社の経営自体に関する決定などをAIに任せるのは、まだまだ怖いと思うのは先時代的でしょうか。
AIもまだまだ進歩途中でしょうから、これからより合理的な選択ができるシステムが開発されるのでしょう。しかし、人の購買理由というのは必要と感じるか、感動するか、合理的と感じるか、ですから、購買理由を刺激するようなAIの開発をするには、まだまだ先のことなのかなぁ、と感じますね。
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